【漫画】コーヒーフィルターを折る2つの理由|答えは身近なところにあった
コーヒーの本を10冊以上読んできて得たおいしいコーヒーを入れるためのコツ。
それは「コーヒーフィルターを折ること」。
「え?そんな簡単なこと?」って思われるかもしれませんが、「フィルターを折る」ってどの本もハンドドリップの手順に必ず書かれているので、それだけ大事なことなんだと思います。
ただ「折る工程」は書かれていても、「折る理由」までは書いていないことが多いです。
調べた結果、コーヒーフィルターを折る理由は以下の2つ。
理由1:強度を保つため
理由2:ドリッパーにフィットして均一に淹れやすい
それぞれのポイントを少し深掘りしてみますね。
理由1:強度を保つため
理由の1つ目は「強度を保つため」です。
これはコーヒーフィルターのパッケージにこんな感じに書いてありました。
フィルターには接着剤を使用しておりませんので、折らないまま使用すると貼り合わせ部分が開き、モレる場合があります。
接着剤を使ってしまうとそこから抽出されるコーヒーの味って、なんだか想像するだけでいまいちですよね。
なのでコーヒーフィルターはプレスなどを使ってしっかり圧着して貼り付けてあります。
実際にコーヒーフィルターがはがれちゃった!という体験はありませんが、崩れてしまっても折り目がついていれば崩れる心配がちょっとだけ軽減されますね。
つまりやらなきゃいけないってこと~
理由2:ドリッパーにフィットさせるため
理由の2つ目はドリッパーにフィットしやすくなりその結果、均一に淹れやすくなることです。
本に理由が書かれているときは、これが書かれていることが多いです。
均一に淹れることによって「えぐみ」が出ないように抽出することができます。
おいしいコーヒーを淹れるためにはフィルターを折ることがマストですね。
バリスタ世界チャンピオンの粕谷哲さんは、フィルターを折ることによって「ドリッパーの設計に合わせることが大事」っていうお話をされているよ
確かにドリッパーもいろんな形があるのに、フィルターがその形じゃなかったら持ち味生かせないよね
まとめ:失敗しないためにフィルターを折ろう!
コーヒーフィルターを折ることって、ほんとに簡単にできることなのに初心者のうちは忘れがちなことだったりもします。
でも技術がなくてもできるおいしいコーヒーへの大事な第一歩です。
小さな一手間が大きな違いを生むことを忘れず、ぜひ今日から実践してみてください。
バリスタチャンピオンの粕谷さんみたいにスマートにセットしたりして、ぜひとも充実したコーヒーライフを送ってください!
- おまけ:フィルター折れって書いてある本