コーヒーがおいしい条件。豆選びに大事なこと
せっかく飲むならおいしいコーヒーが飲みたいですよね。
おいしいコーヒーを飲むためにはまず以下の2点を意識してみてください。
- 「煎りたて」「挽きたて」「淹れたて」の「3たて」を守る
- 自分の好みの焙煎度を知る
コーヒーをおいしくするには「煎りたて」「挽きたて」「淹れたて」を目指す
コーヒー豆は鮮度が何より大事です。
香り成分は二酸化炭素とともにどんどん失われていくので、新鮮なうちに飲み切りましょう。
煎りたて
コーヒー豆は焙煎後1週間後あたりにおいしさのピークがきます。
そして2週間以降になると香りなどが抜けていき、おいしさが損なわれていきます。
なので焙煎後3週間以内に飲み切るのがいいといわれています。
つまり「煎りたて」のうちに飲むのがおいしいコーヒーの条件です。
挽きたて
コーヒー豆のおいしさを保つには香りを維持するのが大切です。
しかしコーヒー豆を挽くことによって香りはさらに抜けやすくなります。
挽いた豆がおいしく飲めるのは1週間~2週間以内といわれています。
コーヒーミルやミル付きの全自動コーヒーメーカーなどの購入を検討をおすすめします。
安いコーヒー豆でも挽きたてなら十分おいしいよ!
安いミルは性能が良くないから、買えない場合はお店で挽いてもらった方がいいよ。
早めに飲み切るのが大事
熱い温度で保温するとコーヒーは酸っぱくなる。「淹れたて」が大事
コーヒーは時間が経つとどんどん風味が落ちていき、20分程度で香りがなくなります。
また高温で保温すると酸化も急速に進みます。
できるだけ保温は行わず、すぐに飲むか化学変化が起きないように自然に冷ますのが大事です。
自分の好みを知ろう!豆選びに大事なのは焙煎度を知るところから
自分好みのコーヒーを選べるようになるためには、まず好みの焙煎度を知るといいよ
そうなんだ?
産地とか豆の種類に詳しくなった方がいいもんだと思ってた
それは後々でいいかな。
もちろん産地や豆による特徴もあるんだけど、大体の豆は特徴に合わせた焙煎をされてるから、好みの焙煎度を知っておくと産地の知識も最低限で済むよ
焙煎度
焙煎度はざっくりいうと
・酸味の強い「浅煎り」
・酸味と苦味のバランスがいい「中煎り」
・苦味が強い「深煎り」
の三種類。
コーヒー豆はそれぞれ豆の特徴に合わせた焙煎がされるので、自分の好みを見極めるためにはまず自分の好みの焙煎度を知ることが大事です。
好みがはっきりとしてきたら次に産地を意識してみましょう。
産地
好みの焙煎度を見つけたら、少しずつ産地を意識していきましょう。
きっと「深煎りはいつもインドネシア産だなぁ」とか、「エチオピアはいつもめっちゃフルーティ」などの「いつも飲む産地」が見つけられると思います。
生産処理
コーヒーのパッケージや商品名にはたまに生産処理(コーヒー豆の精製)の情報が書かれていることもあります。
生産処理によって味わいは以下のように変わります。
▼主な生産処理
・ウォッシュド(すっきりめ)
・ナチュラル(フルーティ)
・ハニープロセス(甘み)
・スマトラ式(重厚)
生産処理は生産国内で統一されていることも多いためか、パッケージに書かれていることもあまりないです。
ですが例えばナチュラルのコーヒーをおいしいと感じたら、別の国のナチュラルを飲んでみるなどさらに自分好みのコーヒーを知るためのヒントにはなります。
例えばコスタリカといえば「ハニープロセス」、
インドネシアといえば「スマトラ式」といった感じ。
まとめ:コーヒーはおいしい
コーヒーって好みの違いはあれど、「まずいコーヒー」ってないんじゃないかって思います。
「煎りたて」「挽きたて」「淹れたて」を守って飲むと、安いコーヒーでもほんとにおいしい。
是非自分の好みのコーヒーを見極めて、みんながおいしいコーヒーライフを送っていけたらいいなってほんとうに思います。