ばにーくん
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好きなコーヒーのタイプは酸味があるフルーティーなやつ

入門編
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コーヒーの焙煎度|初心者のうちは好きな焙煎度を知るのが大事

keraricofee
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コーヒー初心者から自分でコーヒー豆を選べるようになるために、まず一番最初に覚えたいのは焙煎度による味わいの違いです。

焙煎度の好みを把握せずに、産地や品種などによる味の好みを追求しても非効率的になってしまう可能性があります。

何よりもまず「焙煎度」。焙煎度による違いをこちらで覚えて帰っていってください。

ばにーくん
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大体深煎りが一番苦くて、焙煎度が低いと苦くないってのは想像つくと思うけど、まぁせっかくだから見ておゆきよ

焙煎とは

生豆には10%~13%程度の水分がありますが、焙煎によってほぼ全部なくなります。
他の物質も変質するので、焙煎後は20%程ボリュームが減ります。

焙煎度が高まると酸味が減り苦味が増加する傾向があります。

生豆の状態では美味しくないですが、熱を入れることでコーヒー独特の酸味や苦味、甘みが生まれます。

ばにーくん
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焙煎度は焙煎した人の主観で決まるよ。
あるお店ではシティーローストでも、他のお店だとイタリアンローストレベルってことはよくある。

こりす
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とりあえず
・浅煎り:酸味!苦くない
・中煎り:酸味も苦味もほどほど
・深煎り:酸味ない!苦い!
ってことだね?

ばにーくん
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そうそう、それでOK

焙煎度と特徴

酸味が強い浅煎り

ばにーくん
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豆の個性が際立つので、安い豆だとおいしくないかも。
でもいいおまめだと豊潤でめっちゃおいしい。コーヒーの価値観が変わる。
コーヒーマニアの人は浅煎り推しの人が多いよ~。

こりす
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酸っぱいコーヒーって苦手かも

ばにーくん
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それはひょっとして時間が経って酸化したりして酸っぱくなったコーヒーを想像しているかも。
美味しい浅煎りはワインのような豊潤さを感じる果実感のある酸味でおいしいよ

ライトロースト

黄みがかかった小麦色で、生豆の青臭さが残っています。
コーヒー特有の苦みや香りがないので、あまり流通していません。

酸味が強く、薄めでとても酸っぱい味わいです。

シナモンロースト

シナモンのような色味です。
まだ酸味が強く苦味も少ないですが、コーヒーの独特の香りが経ち始めます。

砂糖やミルクを入れないブラックコーヒーに向いています。

酸味と苦味のバランスがいい中煎り

ばにーくん
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一般的なのはここ~。THE COFFEEって感じの焙煎度。
安い豆は中煎り以上がいいよ。

こりす
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一番飲み慣れた味がするね

ミディアムロースト

茶褐色。
まだ酸味がメインですが、かすかに苦味が感じられ始めます。
甘みが出始めるのもこのあたり。

お店に並び始めるのはこのあたり。

軽い飲み心地が好きな人におすすめで、アメリカンコーヒーに一番適した焙煎度です、

ハイロースト

やや濃い茶褐色。

酸味と苦味のバランスがよく、マイルドなコーヒーになります。
コクや重みが出てくるのもこのあたり。

お店の定番の一つで、喫茶店で使用されていることも多いようです。

やわらかな酸味としっかりとした苦みの中深煎り

ばにーくん
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ハンドドリップ派で苦めが好きな人はこのあたりがおすすめ。

こりす
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苦くなってきた。
おかしが引き立つ苦さで好きかも。

シティロースト

深褐色。
十分な酸味がありますが、苦味がロースト感が増しています。

こちらも定番で喫茶店や家庭として最も需要が多いようです。
「シティ」は「ニューヨークシティ」を意味しています。

フルシティロースト

やや黒色。
ここから酸味が少なく苦味が強くなっていき、「濃くて苦い」ローストになります。

アイスコーヒーに適した人気の高いローストです。
エスプレッソなんかにも使われます。

「炭火焼きコーヒー」もよく耳にするかと思いますが、このあたりの焙煎度になるようです。

酸味はほぼなく強い苦みの深煎り

ばにーくん
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ドリップコーヒーっていうよりはエスプレッソ向けって感じ。
ハンドドリップだとアイスコーヒーやカフェオレじゃないと苦すぎるかも。

こりす
こりす

砂糖たっぷりのエスプレッソおいしい!

フレンチロースト

ぎり酸味は残っていていますが、苦味が際立ちます。
超苦くて濃いです。

ミルクとの相性がいいのでカフェオレやカフェラテなんかにもよく使われます。

イタリアンロースト

豆の色はほぼ黒色で、酸味はほとんどなくなります。
香ばしさが強く、苦味を楽しむためのロースト。

アイスコーヒーやカプチーノで飲むのがおすすめです。

コーヒーの焙煎の工程

コーヒーの焙煎は、生豆(グリーンビーンズ)を美味しいコーヒーに変える大事なプロセスです。
まず、生豆を専門の焙煎機に入れます。ここで豆を加熱すると、まず水分が抜けて軽くなり、「ハゼ」と呼ばれる独特のパチパチした音がします。
この音が焙煎の進行を示すサインです。

次に、豆の色が徐々に変わり、茶色になってきます。この段階で香りも変化し始め、コーヒーらしい風味が生まれます。焙煎を進めるほど豆の色は濃くなり、風味は苦味や深みが増します。

ハゼ

コーヒーの焙煎中に出る「ハゼ」とは、豆が弾けるような音を指します。
焙煎中に聞かれるこの音は、コーヒー豆の中の水分が蒸発し、内部のガス圧が高まって豆が爆発することによって発生します。

焙煎過程で最初に聞かれるのが「一ハゼ」で、大体150度から190度の温度で起こります。
このとき、豆の色は少しずつ茶色になり、特徴的な香ばしい香りが漂います。次に「二ハゼ」が、さらに温度が上がった230度付近で発生します。

二ハゼの時点で豆はダークローストに近づき、味わいもより濃厚になります。焙煎の時間と二ハゼまでの進捗を適切に管理することで、コーヒーの風味を自分好みに調整できます。

フライパンと手網があればおうちでも焙煎できる

コーヒーマニアの方々の中では、自分で焙煎することに目覚める方も多いようです。
焙煎仕立ての香りはものすごくいいので、自分で焙煎したくなる気持ちもよくわかります。

焙煎機もほどほどの値段がするので、焙煎したくなってきたらフライパンでもできるので、まずチャレンジしてみるのも手です。

著:岩田知也
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かんたんとは言っても、焙煎中にめちゃ煙でるし、冷ますときに「チャフ」っていう薄皮が出るから気を付けてね!
煙で火災報知器鳴らした人とかもいるみたい。

最初は自分の好みの焙煎度を知るところから

おいしいコーヒーを飲むためにはまず自分の好みの焙煎度を知るのがとっても大事です。
全然わからないと思ったら無印良品ではわかりやすく「ライトテイスト(浅煎り)」「ミディアムテイスト(中煎り)」「ダークテイスト(深煎り)」の3種があるので、3種買ってみて飲み比べてみるのがおすすめです。

無印良品のコーヒー豆の3種、ライトテイスト、ミディアムテイスト、ダークテイストを紹介しています。
無印良品公式サイト(https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/section/T30019)より
ばにーくん
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無印じゃなくても、同じお店で「浅煎り」「中煎り」「深煎り」があったらそれで試せばいいよ!

たださっきも言ったようにお店が違うと焙煎度の度合いも変わってくるから、できるだけ同じお店の商品で焙煎度比較をした方が無難。

自分の好みの焙煎度が判明したら、「産地」や「生産処理(精製)」などを知るとより好みを深めていくことができます。
なのでぜひとも焙煎度3種の飲み比べをして、自分の好みを追求してみてください。

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ばにー
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コーヒーブロガー
おうちでできるだけ楽にコーヒーを楽しむことを求める求道者。 コーヒー好きだがうまいかまずいかくらいしか実はわかっていない。 違いのわかる男になるため日々奮闘している。
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